周りから絵をかっこいいと言われる方法【空、海、岩を含むモチーフがピックアップ!】

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絵の背景を描き始めたけれど、人に見せたいと思えるほど「かっこよく描けない」とお悩みの人は多いのではないでしょうか。

そんな人におすすめなのが、絵の描き方をテンプレート化する方法です。

私はこれまで3つ以上のゲームタイトルの背景を担当してきましたが、出雲寺ぜんすけさんの著書「デジタルイラストの「背景」描き方事典」が、王道の背景の描き方に特化しており、対応できるモチーフ数も1番豊富でした。

こんな方に読んでほしい
  • 背景の上達方法がしりたい
  • 描いた絵をかっこいいと言われたい
  • キャラクターの背景を魅力的に描きたい

絵の描き方をテンプレート化してしまえば、時間短縮はもちろん、かっこいい絵が描けるようになります。

本記事では、描いた絵を周りからかっこいいと言われる為に必要な事と、絵を描くときに使える効果的なテンプレートの利用方法を紹介します。

もっと効率よく絵の描き方を身に付けたい方や、周りからかっこいいと言われる絵を描きたい方はぜひ参考にしてください。

空、海、岩を含むモチーフがピックアップ

出雲寺ぜんすけさんの著書「デジタルイラストの「背景」描き方事典」は、「空」「海」「岩」など、合計46のモチーフの描き方がまとめられた書籍です。

なぜこの本がオススメかというと、描く頻度の高いモチーフがピックアップされている点です。

バッファローなど描く機会の少ないモチーフが上達しても周りに見せる機会は少ないですよね。

そのため描く頻度が高いモチーフがまとめられているこの本は、とてもオススメなのです。

周りから絵をかっこいいと言われる方法

本書籍の中で特に印象に残ったのは、深い知識の裏付けのもと、解説がなされている点です。

なぜなら、ただ写真を見て描くということをしていただけの私にとって、知識で裏付けされた技術というのはとても新鮮でした。

試してみて解りましたが、見て描くだけは絵の精度は上がらないのです。見る側を納得させる正しい知識が不可欠なのです。

本書籍で紹介されている解説を、部分的にご紹介させて頂きます。

雲には様々な形があります。 WMO(世界気象機関)が定めた雲の分類は十種雲形と呼ばれ、「巻積雲」「巻層雲」「巻雲」「高積雲」「高層雲」「積雲」「層雲」「層積雲」「積乱雲」「乱層雲」の10種類があります。各名称の「巻」「高」「層」「積」「乱」は高さや形などを表し、高さは「巻」「高」「無し」の三つに分類されます。

デジタルイラストの「背景」描き方事典 Photoshopで描く! シーンを彩る風景・アイテム46 (デジタルイラスト描き方事典)

本書籍の魅力を徹底解説!

厳選された知識

1つ目の魅力は、解説を読み進めるだけでも理論に基づいた厳選された知識が増える点です。

必要な知識を厳選する手間正しい知識を精査する時間って意外とかかりますよね?

こちらの書籍では上記2つの時間が削減でき、また、精度の高い情報を手に入れることができます。

効率的な成長

2つ目の魅力は、異界の世界の天候を描くことになっても対応できる点です。

なぜなら、異界の背景も自然物は現実の世界と同じ自然現象に基づく絵が求められることが多いからです。

たとえば、紫色の闇属性の空は現実の世界の雲やライティングの描き方を応用して描くことになります。

このため、絵の初心者ほどファンタジーをいきなり描きたがる傾向がありますが、現実の世界のモチーフから描けるようになるのがオススメです。

遠回りをせずに済むことから技術向上のスピード面からも、現実にあるモチーフを描けるようになるので効率もよいのです。

説得力のある背景

最後の魅力は、迷い線がなくなることです。皆さんは迷い線という言葉をご存じでしょうか。

プロの現場で使われることがある言葉なのですが、知識の裏付けのない線や塗り方に説得力がなく線がゆらゆらしてしまっているタッチを指す言葉です。

それが見る側に不安を感じさせる絵になってしまうことが多いのです。

そういった時に、今回は十種雲形の「わた雲」を描いていて、わた雲の特徴は雲が鉛直方向に成長していく対流雲の一つで、雲の底は地表面に近く、雲頂は2kmほど。

だから今回書いている絵の雲はこの位置にあるのが正しく、大きさや筆の具合もこれが最適だと思って描くことができます。

これにより、他の人に絵を見せた時に魅力的だと感じさせることができるのです。

本の作者の紹介

こちらの本は、出雲寺 ぜんすけ先生が書かれています。

略歴
法政大学卒業後、ゲーム会社等で16年勤務。アートディレクターやチームのマネージャー、美術監督などを経験し、2019年に開業独立されています。

その他の著作として、
* 『背景CGテクニックガイド』 工学社 2017
を執筆されています。

主な担当ゲームタイトルとして、
『剣と天秤のディテクタシー』
『エターナルリンケージ』
などの背景を担当されています。

また、背景美術の描き方を解説したWebサイトを運営しています。
「CG背景講座 BLANK COIN」
http://blankcoin.com/

まとめ

  • 絵が上手に描けない悩みは、「デジタルイラストの「背景」描き方事典」で解決できる
  • やり方は辞書のように描くときに開いて真似するだけ
  • 現実世界の自然物から身に付けるとさらに効率的になる

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